きれいな肌と健康な肌というのは違うのです。

身バレしたくないので、匿名で愚痴を書いていく。

 

きれいな肌と健康な肌というのは両立するのだろうか。

一般の人が考えるきれいな肌ってきめが細かくて、シミがなくて、うんぬんかんぬんという皮膚なのではないだろうか。

きめとは皮膚の皮溝のパターンのことである。ちなみに手足の皮溝のパターンを指紋とか掌紋とかいったりする

きめが細かいというのきれいさとはあまり関係なかったりする。指紋が細かくてもきれいには見えないのと同じであくまで角質と角質の間の溝であり、肌の見え方とはあまり関係ない。きめがないと逆に指紋がない指のようにつるつるに見える。

 

しみはいろいろな種類があるので一概には言えないのだが、メラニンによる茶色から黒色の色のことを言うことが多い。メラニンは顔にできればシミだが、髪の毛の色なんかもメラニンの色だったりする。(顔のメラニンはレーザーで取って、髪の毛は染めたりする…人間って矛盾してるね (笑))メラニンは何のためにあるのかというと紫外線を吸収し肌を守っているのだ。またメラニンを作る細胞をメラノサイトというのですが、メラノサイトに異常を起こすと悪性黒色腫という非常に悪性度の高いものとなり、反対にメラニンがない人をアルビノというのだが、皮膚がんに非常に高い確率でかかってしまう。ようするにメラニンはないとダメで、メラニンを作る細胞に異常をきたしてもダメなわけよ。

 

他、きれいな肌にはいろいろありますが、健康な肌を考えてみよう。

基本的に人間の肌は皮脂と角質とか垢で守られている。皮膚には恒常性があるので基本的にはそのままの状態が一番健康な状態。

でも、石鹸で皮脂、垢を落としたり、顔をこすったり、お化粧をしたりすると刺激が加わる、さらに化粧水、美容液などの異物を顔に塗りつけるわけなのでさらに刺激が加わり、肌は不健康な状態となってしまう。つまり、しみができやすい状態を作ってしまう。

とはいえ、毎日洗顔しない、べたべたする状態は健康であるかもしれないがちょっとあれですね。ましてこのご時世ですからそういうことに対して皆さんとれも敏感。

お化粧とクレンジングは肌にはあまりよくないことをわかったうえで、ぬるいお湯で洗顔をして、取れてしまった皮脂の代わりにうすーくワセリンなどを塗るのがいいのではないかと思います。

ちなみににきびはホルモンバランスの異常やストレスなどによって皮脂が過剰産生されることにより、皮膚の常在菌であるアクネ菌が活性化する感染症なので細菌感染を起こさない肌を作ることが私は大事だと思っています。

 

アレルギーをおこさない自分の皮脂をはぎ取って、アレルギーを起こす可能性の高い化粧水や美容液などを付けることをどう思う?

まぁなんちゃって美容皮膚科医なんかは乾燥しているのにピーリングしちゃったりするんだよね。それで乾燥対策にって得体のしれない化粧品なんか売っちゃったりして結構稼いでたりして…今月苦しいから私もやろうかな (笑)