ほくろのレーザー治療について

身バレしたくないので、匿名で愚痴を書いていく

 

ほくろの治療は保険治療ではメスでの摘出しか選択がない

この治療は医者のミスもしくは悪性のほくろでない限り再発することはない

自費診療では教科書的には炭酸ガスレーザーを照射して色が見えなくなるくらいまで照射し、削ってしまうというのが第一選択である。(炭酸ガスレーザーでの治療の再発率は30%くらい(私的感想))

もしくはQスイッチルビーレーザーなり、Qスイッチヤグレーザー(ネオジム エルビニウム)なりを照射して黒い部分を反応させシミと同じ原理で取ってしまう方法。ちなみに炭酸ガスレーザーと違い、これは数か月おきに数回照射することが前提だ。

(Qスイッチでのとれる確率は大体50%くらい 再発率は50%くらいだ。)

 

痕の残りやすさは炭酸ガスレーザー>メス>Qスイッチかな

炭酸ガスレーザーの赤みはどうしようもなく残ってしまう人がいる。結局赤いところをくりぬいて縫合してみた方がきれいになることもよくある。

Qスイッチは後は残らないがほくろがとれない可能性もあり、効果が大きいものはそれだけ、副作用も大きいこととなっている。

 

大きいほくろ(2㎝以上)はメスでの切除をお勧めする。理由としてはあまり大きいほくろはごくまれに悪性の可能性があり、病理検査(顕微鏡の検査)をした方がよいからだ。

小さいほくろはどれでもよいと思う。切ってもよし、炭酸ガスレーザーで焼くのもよし、Qスイッチで数回照射するのもよし。

 

私のような形成外科医としてはメスで切りたいですけどね