美容医療と名の付く眉唾的な治療 ~導入編

身バレしたくないので匿名で愚痴を書いていく

 

さて今回は導入編

イオン導入とかエレクトロポレーションとかですね。

 

イオン導入は基本的には電気分解と電離平衡で理解するといいのではないかと思う。

電気分解の方はイオン導入させる水溶液中(ビタミンCとかトラネキサム酸)にプラスとマイナスの電極を突っ込んで電気を流すとプラスイオンはマイナスにマイナスイオンはプラスに流れていくという理論を使って、電極を手にもって顔にビタミンCをぬってローラーでコロコロしてあげるとイオンが流れていくという仕組み 

電離平衡の方はビタミンCやトラネキサム酸はそのままだとイオン化しづらいので電気的に平衡をイオン化の方へ持っていくようにしている

イオン導入ってかなり昔からされているものだけど本当に効果があるかどうかっていう文献はあまりみたことがない ほとんどのエステなり美容クリニックでは慣習でおこなっているのではないか。私も何人かの先生に聞いたけど、仕組みをよく知らない人が多い。

イオン導入の問題点を挙げていく。

〇イオン化したとしても表皮(角質、顆粒層、有棘層、基底層)まで届くのだろうか

〇体にとっては異物であるビタミンCなりトラネキサム酸を外側から入れたとしても本当に作用が期待できるのか

〇イオン導入の電気的な刺激は肌にとって良いものなのか

などが考えられる。

これってだれも知らないし、実際のところ分からないんじゃないかと思う。

 

 

エレクトロポレーションは20年くらい前に考えられたもので、もともとは電気パルスによってがん細胞の細胞膜に穴をあけてがん細胞を退治するDNAを入れ込むのに使われた。美容目的ではビタミンCとかトラネキサム酸を入れ込むのに使う。皮下組織まで入れられるそうだ。皮下組織というのは表皮、真皮の下の層である。下手したら脂肪までとどくよね。(笑)

これは割と最近始まったものだからよくわかっていない部分もあるので知っていたら教えてください

エレクトロポレーションの疑問点

〇エレクトロポレーションであく孔はDNAがやっと通れるくらいの穴しかあかないのである ビタミンCとかトラネキサム酸の分子の大きさはかなり違う。BB弾とバスケットボールの比ではないくらい違うのである。それなのに導入できるのかという問題

〇イオン導入でもそうだが、そもそも導入した物質はしっかりと作用するのだろうか。

この辺りが疑問点であろう。

 

イオン導入にしろエレクトロポレーションにしろ導入する物質も重要な要素である。

ビタミンCと一口にいっても、本当にたくさんの種類があるのだ 水溶性とか脂溶性とかの分け方だけでなく、ビタミンCに結合している物質により作用は異なってくる。

いい加減なクリニックだと注射用のビタミンCとかトラネキサム酸でやっていたりするのが現状だ。ちなみに注射用のビタミンcは防腐剤が入っているので絶対にやめた方が良い。プラセンタ導入なんかもいい加減な良い例だ。プラセンタはイオン化しないし、表面に塗ったところで絶対に浸透はしない

 

美容医療を受けるときはこんなことを先生に聞いてみたらどうだろう。

私がこれを聞かれたらわかりませんといってしまうと思うが…