興味があった先生について

身バレしたくないので、匿名で愚痴を書いていく

 

以前、非常に興味があり一度来院してみたい医院があった。

今となっては閉院しているのでホームページなども魚拓で調べるしかないのだが高田馬場ある皮膚科だ。

 

この先生は電気回路の造詣が深く、自作のレーザー機器や中古品のアップグレードなどを自分でしてしまうような先生だったらしい。

(風貌もback to the futureのクリストファーロイドのような風貌だったようだ ちなみに魚拓でしらべたところ興味のないものに自分の容姿を挙げている)

そして良心的な値段で治療を行っていたようなので患者さんから非常に評判がよかったようである。

 

自分が美容医療に携わっているとむなしくなることはよくある。医師としてもっと必要とされる現場、救急医療や外科ではまだまだ人手は足りていない 美容医療はどうでもいいとは言わないが、二の次の医療だ。

高須先生が美容医療は幸福医療と呼んでいたが、生きていればこその幸福医療で死んでしまっては意味がない。そういう生死の現場に自分が進まなかったことを後悔してしまうときはある。

また美容医療についても美容医療に進む医師たちが全員悪いわけではないのだが、お金目的で困っている人から詐欺同然の治療を行っているようなクリニックも多く、そういうクリニックと同じに見られてしまうのも悲しいのだ(クリニックの母体となっている会社や融資元の方針で金儲けの方向に圧力をかけられる医師も多い)

 

たしかにクリニックの経営にはお金がかかるのは確かだ。勤務医の給料では払えないような額のお金が人件費、家賃、仕入れ代などなどのお金に消えていく。

だからといって詐欺同然の治療をしてよいわけではない

 

高田馬場の先生はそのコストを自分でのメンテナンス、従業員を雇わないなどの方針で解決していたようだ。(注射のアンプルを針、シリンジとともに販売するのはどうかと思うが…)

そして安価で良質な美容医療を提供していた。

 

私にはそんな知識も技術も持ち合わせていないが、せめてその心意気だけでも持ち合わせていたいと思っている。